ninjinblog

気管支拡張症と診断されてから抗生物質漬けの毎日を送っていました。薬を手放すきっかけから、真実探しと自分に向き合う日々のあれこれ・・・

真実との出会いは、自分の間違いを受け入れること。

私を、真実に出会わせてくれたのは、
息子の存在だと思っています。
息子がいなかったら、私は今でも薬漬けの生活を
送っていたことでしょう。


あのまま薬を飲み続けていたら・・・
薬の副作用を疑うこともなく、癌や心臓疾患、脳疾患に罹っていた
かも知れません。

たとえ、薬を疑ったとしても、因果関係を証明することは、
出来ないでしょう。



そして、今でも少しづつ排泄している症状からすると、
入退院を繰り返す体になっていたことは、充分に想像できます。





私の中にある常識は間違っているかも知れない・・・

そう初めて思わせてくれたのは、幼児期の息子の反応でした。


「三つ子の魂百までも」と言う諺がありますが、
意味はどういうことだと思いますか?

私は、三歳までに躾をきちんとして、駄目なことはダメだと
教え込まなければ、一生その子の人生に影響を与えてしまう、
と思い込んでいました。
躾をされなかった子供たちが、大人になって、問題を起こして
いるのだと、信じて疑わなかったのです。

駄目なことはダメと教えるためには、
無理やり子供の感情を抑え込まなければなりません。
優しく言っても聞かない時は、怒鳴って叱ることも
幾度となくありました。


息子の気持ちは不安定になり、泣き叫ぶことが多くなって行きました。
それは子供の正常な反応だったのですが、
当時の私は、自分の理想にただ当てはめようとしていただけでした。


言葉で無理やり抑え込んでも、何も解決しないどころか
根本的なことを見失い、ますます行き詰って行きました。


こんなに子育てが苦しいなんて、「何かが間違っている」
と思いました。

そう感じた私は、その後、子育て本を読み漁ることになります。



自分が全く逆のことをやっていたことに、気づかせてくれました。
心に深く残っている二冊です。


子どもを叱る前に読む本―やる気のある子に育てるには (PHP文庫)

子どもを叱る前に読む本―やる気のある子に育てるには (PHP文庫)


子どもの心のコーチング―一人で考え、一人でできる子の育て方 (PHP文庫)

子どもの心のコーチング―一人で考え、一人でできる子の育て方 (PHP文庫)


子供はもっとも自然に近い存在です。
生命を育てるという、経験を通して、
人間本来の生き方に近づけてくれたのだと思っています。



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