ninjinblog

気管支拡張症と診断されてから抗生物質漬けの毎日を送っていました。薬を手放すきっかけから、真実探しと自分に向き合う日々のあれこれ・・・

気管支拡張症と診断された日

もう10年近く前になるだろうか。こう医者に言われたのは。

「気管支拡張症ですね。この病気は完治することはないんですよ、
一度拡張した気管支は元に戻ることは無いんです。
健康な気管支は細菌に感染しないようになっていますが、
拡張した気管支は細菌に感染しやすいのです。
緑膿菌が一番怖いですね。」


もう治らないと言われたことにショックを受けていたの
ですが、こんなに風邪をひき易く、かならず咳が止まらなく
なる原因が分かったので、ちょっとほっとした部分もあったのです。
 
原因が分れば対処の方法がある。

単純に安心していたのです。

母に聞くと乳児の頃から気管支が弱く、
ミルクを飲ませても戻してしまって
大変だったと言う話をよく聞かされました。

子供頃も、成人してからも、風邪からの
咳に随分悩まされてきました。
一度始まった咳は3か月くらい止まらない。
辛いけど、体質だからと諦めていました。
それでも今までは咳が止まらなければ、抗生物質
去痰剤などで、何とか咳が止まる日がやって来ていたのに、
今回は強い抗生物質を飲んでも止まらないのです。
夜通し咳が止まらず、眠ることが出来ない。

これはいつもと違うと感じて、
ネットで呼吸器内科を探し出し、
少し遠かったけれど出掛けて行きました。
その病院のCT撮影で「気管支拡張症」が発見され、
医者から言われた言葉が冒頭に書いたものでした。