不信感
健康診断結果で肝臓のγ-GTPの数値が上がっている
ことに気が付いても、薬の副作用
を疑わなかった私ですが、
次の健康診断の結果では、
薬のことを疑わずにはいられませんでした。
<健康診断結果>
基準値をオーバーした項目 ( )は基準値
総コレステロール 249 (120~239)
LDLコレステロール 142 (~139)
γ-GTP 42 (女性~35)
中性脂肪 167 (~149)
とうとうアラームが付いてしまいました。
これは、医者に聞かなくてはと思い、
次の診察日に健康診断結果を持って、
数値を見せることにしたのです。
肝臓の数値があがっているのですが?
「コレステロールの値が上がっていますね。
こちらの方が問題だなあ。」
医者は肝臓の数値には一言のコメントもなく、
コレステロール値が上がっていることの
方を問題だと言ったのです。
もう記憶が定かではないので、他に何か言われた
かも知れないのですが、印象深く残っている
のはこの言葉でした。
自らが処方している抗生物質の長期常用が
肝臓の数値をあげているかも知れない事実
に何の反応もないなんて、とても怖いこと
なのですが、当時の私はそれ以上知識もなく
質問することはありませんでした。
でも医者に対する不信感がじわじわと
私の心に湧いてきた出来事でした。
そして転院を考えたのは、そんな頃だったと思います。