ninjinblog

気管支拡張症と診断されてから抗生物質漬けの毎日を送っていました。薬を手放すきっかけから、真実探しと自分に向き合う日々のあれこれ・・・

花粉症の発症

あれは一か月ほど、毎晩のように残業が続き、
鼻血まで出しながら頑張った仕事が
落ち着いてきたころでした。
喉の痛みと鼻水の症状が出始めたのです。

喉が痛いので、風邪をひいたのだと思いましたが、
咳や痰が出てくることが無かったので、
珍しく鼻かぜをひいたのかなと思いました。

しかし、一か月経ってもその症状は治まりません。
そのうち鼻水の症状は酷くなり、
夜眠っていると、鼻水が喉の方まで入って来て
眠っていられないほどになったのです。
鼻水は水っぽいというより、少し粘着性が
あったので、とても気持ちの悪いものでした。

もうこれは蓄膿症か何か鼻の病気かも知れないと
思い、近くの耳鼻咽喉科を受診することにしたのです。


「花粉症ですね。」


えっっ?でも喉が痛いんですけど・・・


「花粉症だって言ってるでしょう。
花粉症でも熱が出たり、喉が痛くなったりしますよ。」


なんとも感じの悪い医者でしたが、
処方された薬とマスクで確か2週間くらいで
治ったので、花粉症発症は間違いのないことでした。


が~ん

とうとう私も花粉症になってしまった。
この時期になると、周りの人たちが、くしゃみや
目のかゆみに悩まされているのを、見ながら
私は大丈夫だと可笑しな自信を持っていたのですが。


寝る時もマスクするように言われたので、
24時間、食べる時以外はマスクをして過ごしました。
冬ならまだしもこの時期にマスクをするのは、
こんなにも暑苦しくて邪魔なものはないですね。
花粉症の人は皆さん、これに耐えているのだなあと、
実際になってみて、その大変さに驚いたものです。


花粉症はスギやヒノキその他一年中飛び交っている
花粉に対するアレルギーが原因とされていますが、
実は腸内細菌が深く係わっているのです。
私の場合は、抗生物質の常用により、腸内細菌のバランスが
酷い状態だったところに、生活習慣(食事・睡眠)が
乱れて、免疫力が落ちたのが引き金になったのでしょう。


飛散量が少なくても花粉症悪化のワケ | 病気もどき注意報! | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト


抜粋します。


「腸内環境が整っているかが、症状の悪化に関与しています。腸は単なる消化器官ではなく、口から入る異物から身体を守るために免疫細胞の70%が存在し、免疫機能の要となっているのです。ところが、食生活の変化により、腸内環境が悪く、免疫機能に悪影響を及ぼしている人が多い。結果として、花粉症もひどくなりやすいのです。アレルギーのみならず、風邪やインフルエンザ、ノロウイルスなどの症状も悪化しやすいので、注意が必要といえます」

一般的に腸内には、善玉菌と悪玉菌がいるといわれる。善玉菌が多ければ、腸の働きの1消化吸収、2免疫防御、3解毒――などはスムーズに行われ、アレルギーの症状もひどくなりにくい。逆に、悪玉菌が多いと栄養分が十分に吸収されないどころか、病気や老化の後押しをして、アレルギー症状も悪化させてしまう。善玉菌と悪玉菌以外にも腸内細菌はたくさん存在し、藤田名誉教授は「日和見菌」と名付けている。日和見菌は、善玉菌が増えるとその味方をし、悪玉菌が増えるとその味方になるそうだ。悪玉菌が、日和見菌という大きなサポーターを得ると、さらに腸内環境を悪化させてしまう。



腸というのは、私たちの体を駆け巡り栄養を届ける
血液を、綺麗な状態にするか、汚れた状態にするかの
鍵を握っている大切な、大切な臓器なのですね。



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